Geminiは、物件紹介文の作成から契約書の要点整理まで、不動産業務の「書く・調べる・まとめる」作業に幅広く活用できます。この記事では、集客・営業・契約と社内業務の10場面について、そのまま貼り付けて使える指示文を紹介します。指示文はChatGPTでも同じように動く形でまとめました。読み終えるころには、自分の業務のどこからAIを使い始めるかが決まります。
「Geminiが不動産業務に使える」と聞いたが、具体的に何に使えるのか、どう指示すれば良いのか分からない。GeminiとChatGPTの違いもはっきりしない——。この記事は、Google Workspaceを使う会社も多い不動産のビジネスパーソンに向けて、集客・営業・契約と社内業務の10場面を、そのまま貼り付けて使える指示文でまとめます。指示文はChatGPTでも同じように動く形にそろえました。

・不動産業務のどの場面でGeminiを使えるか(10場面の早見表)
・場面ごとのコピペ用指示文(すべて素材を貼り付けるだけの形式)
・無料のGeminiアプリと会社のGoogle Workspaceで使える範囲の違い
・どのAIでも動く汎用テンプレ3種(下書き・要約・チェック)と自作の4要素
1-1. 集客から社内業務まで、Geminiに任せる範囲の早見表 不動産業務でGeminiに任せられるのは、判断の前にある「下書き・下調べ・整理」の作業です。逆に、査定額の決定や重要事項の説明、広告を出すかどうかの最終判断は、人が行う領域として残ります。次の表で、自分の業務に近い場面から確認してください。
| 業務の流れ/活用場面|Geminiに任せる範囲 | 人が必ず確認する点 |
|---|---|
| 集客・物件情報|2-1 物件紹介文:物件情報からの文章の下書き | 表示規約に反する表現がないか |
| 集客・物件情報|2-2 周辺環境の下調べ:施設の洗い出しと調査メモ | 距離・営業時間の裏取り |
| 集客・物件情報|2-3 オーナー向け文章:専門用語の言い換え | 数字と条件が原文どおりか |
| 反響対応・営業|3-1 反響メール返信:返信文の下書き | 賃料・初期費用などの事実 |
| 反響対応・営業|3-2 反響リスト分類:対応区分の仮分類 | 分類の妥当性 |
| 反響対応・営業|3-3 商談準備:想定質問の洗い出し | 回答内容の正確さ |
| 反響対応・営業|3-4 商談記録:メモの整理と次アクション | 決定事項の抜け漏れ |
| 契約・社内業務|4-1 契約書の要点整理:条項の抜き出しと平易な要約 | 内容の最終確認(宅地建物取引士) |
| 契約・社内業務|4-2 社内FAQ:質問と回答の整理 | 社内規程との整合 |
| 契約・社内業務|4-3 会議資料:報告資料の構成案 | 数値の正しさ |
表の右端の列が、AIに任せきりにしてはいけない部分です。どの場面でも「AIが書いた事実は、元の資料と突き合わせる」という1点を守れば、大きな事故は防げます。なお、国内の不動産会社でもGeminiの業務活用は始まっています。小田急不動産は、社内資料の検索効率化を目的に、Geminiを使ったAIチャットボットを導入した事例を公開しています(アイレット社の導入事例)。これはGoogle Cloud上の独自開発のため本記事の日常業務での使い方とは規模が異なりますが、業界内で実装が進んでいる裏付けにはなるでしょう。
1-2. 無料版と会社のアカウントで使える範囲の違い Geminiは、Googleアカウントがあれば無料で使い始められるAIです。ブラウザでGeminiアプリを開き、指示文と素材を貼り付けるだけで、本記事の10場面はすべて試せます。会社でGoogle Workspaceを契約している場合は、GmailやGoogleドキュメントの画面の中からGeminiを呼び出せます。開いているメールや資料を前提に指示できるため、素材を貼り付ける手間が減るのが利点です。使える機能は、契約しているエディションによって次のように変わります。
| できること/無料のGeminiアプリ | Business Starter / Business Standard以上 |
|---|---|
| 貼り付けた文章の作成・要約・言い換え:○ | ○ / ○ |
| 画像・PDFを読み込ませての要約:○ | ○ / ○ |
| Gmailで開いたメールをもとにした返信の下書き:× | ○ / ○ |
| ドキュメント・ドライブ・スプレッドシート上での利用:× | × / ○ |
| Google Meetの会議メモの自動作成:× | × / ○ |
※Google公式ヘルプの記載にもとづく2026年9月時点の目安です。個人のアカウントでは、Google AIプラン(Plus・Pro・Ultra)への加入でWorkspaceアプリ上の機能を使えます。エディションごとの提供範囲やGeminiの同梱条件は改定されることがあるため、公式ページで最新情報をご確認ください。まずは無料のGeminiアプリで1つの場面を試し、効果を感じてから会社のアカウントでの活用に広げる進め方が現実的です。
集客と物件情報の業務では、物件資料という素材がすでに手元にあります。Geminiに渡すのは、その素材と「誰に向けて書くか」だけで十分です。

2-1. 物件紹介文・ポータル掲載文を作る 物件紹介文は、Geminiの効果を最も実感しやすい業務です。物件情報を貼り付け、想定する入居者を指定すれば、ターゲットに合わせた文章の下書きがすぐに返ってきます。掲載物件が多い店舗ほど、1件ごとに白紙から書く負担が軽くなります。
あなたは賃貸仲介会社の広告担当です。以下の物件情報をもとに、ポータルサイト掲載用の紹介文を作成してください。
【物件情報】
(ここに物件資料の内容を貼り付け)
【条件】
・想定する入居者:駅近を重視する20代の単身会社員
・分量:200字以内
・最初の1文で、この物件のいちばんの魅力を伝える
【禁止事項】
・物件情報に書かれていない設備や特徴は書かないでください
・「最高」「格安」「完璧」など、根拠を示せない表現は使わないでください
想定する入居者を変えて複数案を出させる:「単身者向けとファミリー向けの2案」と指示すると、掲載先ごとに使い分けられます。/物件写真を読み込ませて特徴を洗い出す:Geminiは画像の内容を読み取れるため、写真から「採光が良い」「収納が広い」などの訴求点を拾わせてから紹介文を書かせると書き漏れが減ります。/禁止表現は自社用に増やす:過去に指摘を受けた表現を禁止事項に足すと、チェックの手間が回を追うごとに減ります。不動産広告では「完全」「最高級」「特選」「格安」などの特定用語は、実際に確認できるデータにもとづく合理的な根拠がない限り使えません(誇大広告等の禁止(不動産の表示に関する公正競争規約))。禁止事項に入れても、掲載前の最終確認は必ず人の目で行ってください。
2-2. 周辺環境の下調べメモを作る お客さまに周辺環境を聞かれたときのために、下調べのたたき台をGeminiに作らせる使い方です。何を調べるべきかの洗い出しが一度で終わるため、確認作業から始められます。
以下の最寄駅と住所周辺について、ファミリー層への提案に使う周辺環境の下調べメモを作成してください。
【最寄駅・住所】
(ここに入力)
【出力してほしい項目】
1. スーパー・ドラッグストア
2. 小学校・保育園
3. 病院・クリニック
4. 公園
【禁止事項】
・確認できない情報は「未確認」と記載してください
・各項目に情報の出どころを付けてください
GeminiはGoogle検索の情報を参照して回答できるため、施設名の洗い出しを任せやすい点が強みです。ただし、施設の閉店や営業時間の変更が反映されていない場合もあります。お客さまに伝える前に、公式サイトや現地で裏取りをしてください。広告に徒歩所要時間を載せる場合は、AIの回答を使わず自社で計測します。表示規約で、道路距離80メートルにつき1分として算出し、1分未満の端数は切り上げるルールが定められているためです(徒歩所要時間の表示)。
2-3. オーナー向け提案文を分かりやすく言い換える オーナー向けの提案書は、業界用語が多くなりがちです。書き上げた文章をGeminiに渡し、不動産の専門知識がない方にも伝わる表現へ直させる使い方が向いています。
以下はオーナー様向け提案書の一部です。不動産の専門知識がない方にも伝わるように書き直してください。
【原文】
(ここに貼り付け)
【条件】
・専門用語は言い換えるか、かっこ書きで補足してください
・結論を最初に書いてください
・数字と契約条件は一切変えないでください
会社のアカウントがBusiness Standard以上なら、提案書をGoogleドキュメントで開いたまま書き直しを頼めます。言い換えの過程で、賃料や利回りなどの数字が変わっていないかは必ず原文と照合してください。
反響対応と営業の業務は、件数が多く、返信の速さが成果を左右します。定型に近い文章や整理作業をGeminiに任せ、お客さまと話す時間を確保するのがこの章の狙いです。
3-1. 反響メールの返信を下書きする 問い合わせへの返信は、毎日発生するうえに件数も多い業務です。お客さまの問い合わせ内容を貼り付けて、返信の下書きを作らせます。
以下のお問い合わせ内容をもとに、お客さまへの返信メールの下書きを作成してください。
【お問い合わせ内容】
(ここにメール本文を貼り付け)
【条件】
・立場:賃貸仲介の営業担当
・トーン:丁寧な敬語で、押し付けがましくならない表現
・構成:お礼 → ご質問への回答 → 次のご案内 → 締めのあいさつ
・分量:300字以内
【禁止事項】
・問い合わせ内容に書かれていない事実は補わないでください
・確認が必要な項目は本文中に「【要確認】」と記載してください
「書かれていない事実は補わない」は必ず入れる:賃料や入居可能日をAIが推測で書く事故を防げます。/追客メールはまとめて作らせる:「内見当日・3日後・1週間後の3通を段階別に」と指示すると、しつこくならない流れで一式そろいます。/自社の言い回しを条件に足す:よく使う結びのあいさつや署名の形式を書いておくと、担当者ごとの文体のばらつきが抑えられます。会社のアカウントであれば、Gmailで該当メールを開いたまま「Geminiに相談」に指示するだけで済み、その場合は【お問い合わせ内容】の貼り付けは不要で、指示文の1行目を「このメールスレッドの内容をもとに」に変えてください。
3-2. 反響リストを分類して優先順位をつける 反響が増えるほど悩ましいのが、どのお客さまから先に連絡するかという判断です。問い合わせ内容をGeminiに分類させれば、架電順を決める下ごしらえを任せられます。
以下の問い合わせ一覧を、「対応区分」ごとに分類してください。
【問い合わせ一覧】
(ここに問い合わせ内容の列だけを貼り付け)
【分類の定義】
・即対応:内見希望、申込の意思が読み取れるもの
・要追客:条件の相談、他物件と比較中のもの
・情報収集:資料請求のみ、時期が未定のもの
【出力形式】
問い合わせ番号/対応区分/判断の根拠になった表現 の表
【禁止事項】
・判断がつかないものは「要確認」としてください
貼り付けるのは問い合わせ内容の列だけにし、氏名や電話番号は含めないでください。スプレッドシートで管理している場合、Business Standard以上ならAI関数でセルごとに分類させる方法もあります(※2026年9月時点。仕様は公式ヘルプでご確認ください)。
3-3. 商談前にお客さまの質問を予測する Geminiにお客さま役を演じさせ、商談で出そうな質問や不安を先回りして洗い出す使い方です。経験の浅い営業担当者でも、準備の抜け漏れを減らせます。
あなたは、初めて中古マンションの購入を検討している30代の夫婦です。以下の提案を営業担当から受けたと想定し、質問したくなることや不安に感じることを10個挙げてください。
【提案内容】
(物件概要・価格・提案のポイントを貼り付け)
【出力形式】
質問/その裏にある不安/回答の方向性 の表
想定するお客さま像を「投資目的の会社員」「住み替えを考える60代」などに変えると、同じ物件でも出てくる質問が変わります。スマートフォンのGeminiアプリには音声で会話する機能もあり、移動中にロールプレイの練習をする使い方もできます。
3-4. 商談の記録と次のアクションをまとめる 商談や打ち合わせのメモを、社内で共有できる形に整える使い方です。走り書きのメモでも、項目を指定すれば読みやすい記録に変わります。

以下の商談メモをもとに、社内共有用の商談記録を作成してください。
【商談メモ】
(ここに貼り付け)
【出力形式】
1. 商談概要(日時・参加者・物件名)を3行以内
2. お客さまのご要望(優先順位をつけて3点)
3. 懸念点やネックになっている条件
4. 次のアクション(内容/担当/期限の3列の表)
【禁止事項】
・メモにない内容は補わず「【要確認】」と記載してください
オンライン商談をGoogle Meetで行っている場合、Business Standard以上なら会議メモを自動で作成する機能を使えます。自動作成されたメモに上の指示文を当てれば、記録づくりの手間はさらに減ります。録画や自動メモを使う際は、事前にお客さまへ伝えておきましょう。
契約と社内業務では、長い書類を読む作業と、社内の知識を整理する作業が中心になります。どちらも、AIに任せるのは「読み解きの下準備」までと決めておくことが大切です。
4-1. 契約書・重要事項説明書の要点を整理する 長い契約書や重要事項説明書から、確認すべき条項を抜き出させる使い方です。PDFをそのまま読み込ませられるため、資料を1ページずつ追う時間を確認作業に回せます。
添付した賃貸借契約書をもとに、社内確認用の要点メモを作成してください。
【出力してほしい項目】
1. 契約条件の概要(賃料・契約期間・更新条件・解約予告期間)
2. お客さまが誤解しやすい条項と、その理由
3. 特約として記載されている事項の一覧
4. 記載が見当たらない項目
【禁止事項】
・書類に記載のない内容は推測せず「記載なし」と書いてください
・金額や期間は書類の表記をそのまま転記してください
「記載なし」と書かせる指示を必ず入れる:AIが空欄を埋めようとして事実と異なる条件を書く事態を防げます。/お客さま向けの説明文は別の指示で作る:要点メモを確認したあとに「この特約を、専門知識のない方向けに3文で説明して」と頼むと準備が進みます。/転記した数値は元の書類と突き合わせる:金額や日付の読み取りミスは出力後の照合で防ぎます。重要事項の説明は、宅地建物取引士が行う業務です。Geminiの要点メモは確認の下準備として使い、内容の判断と最終確認は必ず有資格者が行ってください。会社のアカウントでは、ドライブに保存した書類を指定して要点を聞くこともできます。
4-2. 社内FAQ・業務マニュアルを整える 新人からの同じ質問に、ベテランが何度も答えている職場は少なくありません。質問と回答のメモをGeminiに渡し、社内FAQの形に整えさせる使い方です。
以下は、新人から寄せられた質問と、先輩社員の回答メモです。社内FAQとして整理してください。
【素材】
(質問と回答メモを貼り付け)
【条件】
・1問1答の形式にしてください
・回答は3文以内にまとめてください
・回答の根拠になる社内規程や書類名があれば、末尾に記載してください
【禁止事項】
・メモにない回答を作らないでください
よく使う条件は、Geminiの「Gem」機能に登録しておくと、毎回同じ指示文を入力せずに呼び出せます。社内マニュアルをまとめて読み込ませて質問に答えさせたい場合は、Googleの「NotebookLM」も選択肢になります。
4-3. 営業会議の報告資料をまとめる 月次の数値と担当者のメモから、営業会議の報告資料の構成案を作らせる使い方です。数字の羅列を「何が起きて、次に何をするか」が伝わる形に整えられます。
以下は、今月の営業数値と担当者のメモです。営業会議で使う報告資料の構成案を作成してください。
【素材】
(数値と担当者メモを貼り付け)
【出力形式】
1. 今月の結論(3行以内)
2. 数字の変化と、その要因
3. 来月の打ち手(担当者つき)
4. 会議で議論したい論点
【禁止事項】
・素材にない数値は作らないでください
Business Standard以上であれば、数値を管理しているスプレッドシートを開いたまま、Geminiに要約を頼むこともできます。出力された数字は、元のデータと必ず照合してから資料に載せてください。
2〜4章の10場面以外の業務にも応用したい方のために、どのAIでもそのまま動く汎用テンプレートを用意しました。GeminiでもChatGPTでも、同じ文章を貼り付けるだけで使えます。なお本記事の指示文は、編集部でGeminiとChatGPTの双方に入力し、同等の下書きが返ることを確認しています(2026年9月時点。返答内容はモデルの更新により変わる場合があります)。

5-1. 下書き・要約・チェックの汎用テンプレ3種 不動産業務でAIに頼む作業は、ほぼ「下書き」「要約」「チェック」の3種類に分けられます。自分の業務がどれにあたるかを決め、【】の部分を差し替えて使ってください。
あなたは【不動産会社での立場】です。以下の素材をもとに、【作りたい文章の種類】を作成してください。
【素材】
(ここに貼り付け)
【条件】
・読む人:【誰に向けた文章か】
・分量:【文字数】
・トーン:【丁寧・親しみやすいなど】
【禁止事項】
・素材に書かれていない事実は補わないでください
※物件紹介文、お知らせ文、SNS投稿、お礼状などに使えます。
以下の【資料の種類】を読み、【何のために使うか】に必要な要点を整理してください。
【資料】
(ここに貼り付け、またはファイルを添付)
【出力形式】
・要点を【個数】つの箇条書きで
・最後に「記載が見当たらない項目」を列挙
【禁止事項】
・資料にない内容は推測せず「記載なし」と書いてください
※契約書、管理規約、議事録、社内規程などに使えます。
以下の【文章の種類】を確認し、次の観点で問題になりそうな箇所を抜き出してください。
【文章】
(ここに貼り付け)
【確認の観点】
・根拠を示せない誇張表現(「最高」「格安」など)
・誤解を招くおそれのある表現
・誤字脱字、敬語の誤り
【出力形式】
該当箇所/問題の理由/修正案 の表
チェック型は、広告文やメールを送る前の見直しに役立ちます。ただし、AIのチェックで問題が見つからなくても、広告の最終確認は有資格者が行ってください。
5-2. テンプレを自社の業務に合わせる4つの要素 テンプレートで思うような結果が出ないときは、次の4つの要素のどれかが足りていないことがほとんどです。
| 要素/役割 | 書き方の例 |
|---|---|
| 役割|AIの立場を決める | あなたは売買仲介の営業担当です |
| 素材|判断のもとになる情報を渡す | 物件資料、問い合わせ本文、契約書 |
| 条件|読む人・分量・形式を決める | 30代夫婦向けに、300字以内で |
| 禁止事項|事故を防ぐ | 素材にない事実は補わない |
とくに不動産業務で欠かせないのが「禁止事項」です。AIは、分からない部分をもっともらしい内容で埋めようとする性質があります。「書かれていないことは書かない」「分からない場合は【要確認】と書く」の2行を入れておくだけで、賃料や条件の誤記を大きく減らせます。
A. 本記事の指示文はどちらでも同じように動くため、まずは手元で使いやすい方で問題ありません。会社でGoogle Workspaceを使っている場合は、GmailやGoogleドキュメントの画面から呼び出せる分、Geminiのほうが手間は少なくなります。
A. 会社のGoogle Workspaceアカウント(Gemini for Google Workspace)で使う場合、送信したデータが人に確認されたり、AIの学習に使われたりすることはないとGoogle公式ヘルプに明記されています。それでも、氏名や電話番号は「A様」などの仮名に置き換えてから入力する運用をおすすめします。個人の無料アカウントでは設定やプランによって扱いが異なるため、業務では会社のアカウントを使ってください。
A. 契約しているエディションが対象外か、管理者の設定で機能がオフになっている可能性があります。まずは社内の管理者に、契約エディションとGemini機能の設定状況を確認してください。
A. 無料版では、高性能なモデルの利用回数やアップロードできるファイルの量に上限が設けられています。上限の内容は変更されることが多いため、Geminiアプリの画面や公式ヘルプで最新の条件をご確認ください。
まずは早見表の中から、明日いちばん時間を取られそうな業務を1つ選び、その場面の指示文を試してみてください。
AIが作成した文章を業務で使用する際は、宅地建物取引業法や景品表示法、不動産の表示に関する公正競争規約に抵触する表現がないか、宅地建物取引士など有資格者による最終確認をお願いいたします。重要事項の説明は宅地建物取引士が行い、AIは要点整理などの下準備にとどめてください。お客さまの個人情報は仮名化のうえ、業務では会社のGoogle Workspaceアカウントでご利用ください。AIの機能・料金・提供範囲は変更されることが多いため、公開前に公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事はAI活用の実務的な解説を目的とし、法的アドバイスを提供するものではありません。
5章の汎用テンプレの発展編。指示文を自社の業務に合わせて書く型。
Q1の続き。ChatGPT側の始め方。同じ指示文がどちらでも動く。
「書かれていない事実を補わせない」の背景。AIの推測を見抜く。
顧客情報を入力してよいかの線引きを社内ルールへ。
不動産のGemini活用を「10場面→指示文→確認フロー」で自社に定着させませんか 株式会社WIG/不動産AI総合研究所は、業務別のコピペ指示文の整備、Workspace連携を含む活用場面の設計、表示規約・宅建業法に配慮した確認フローづくりまで、不動産のAI活用を支援しています。まずは無料のAI成熟度診断、または個別相談からお気軽にどうぞ。
藤田 遼(株式会社WIG 代表/宅地建物取引士)
不動産業界での実務経験をもとに、現場でそのまま使える生成AIの活用法を研究・発信。「今日からコピペで使える」を合言葉に、不動産特化のAIノウハウを届けています。