Gmailの大事なメールをLINEに自動通知する方法
プログラミング不要・コピペでOK

「お客様からの返信、気づいたら何時間も経っていた…」をなくします。難しい知識はゼロ。コードをコピペして、最後に“友だち追加”するだけ。あなたとチームのLINEに、大事なメールが自動で届くようになります。

このページの通りにやれば、「お客様からの大事なメールが届いたら、LINEにお知らせが来る」仕組みが作れます。専門用語はできるだけ使いません。安心して、上から順番に進めてください。

これで何ができる?

たとえば「重要なお客様からメールが届いた瞬間」に、あなたのLINEへ自動でお知らせを届けることができます。メールアプリを何度も開いて確認する必要がなくなります。

LINEに届くお知らせの例: 📩 新着メール/件名:お見積りの件/差出人:田中様(〇〇不動産)/本文:先日はありがとうございました…

👀 見逃しゼロ

大事なメールほど早く気づける。返信の遅れによる失注を防ぎます。

👥 チームで共有

友だち追加した人全員に同じ通知。情報共有がラクになります。

【詳しい方向け】"LINE Notify" はサービス終了しています

ネットで見かける「LINE Notify で送る」という方法は、LINE Notify 自体が2025年3月末でサービス終了したため、現在は使えません。本ページは、今も使える正しい方法(LINE公式アカウントの Messaging API)で解説しています。

用意するもの(すべて無料)

用意するもの説明
Googleアカウントいつもの Gmail が使えれば大丈夫です。
LINEアカウント通知を受け取る、スマホの LINE です。
LINE Developersアカウント通知を送るための“送信元”を作る場所。developers.line.biz から無料で登録できます。

安心してください

専門ソフトのインストールや、お金は一切かかりません。すべて無料の範囲でできます。

ステップ1:通知を送る“LINE公式アカウント”を作る

まずは「通知を送ってくれる係」を作ります。これが、届いたメールをあなたの LINE に伝えてくれます。

1. LINE Developers に登録する

下の作業を上から順番に行います。

LINE公式アカウント管理画面(ホーム)。ここから右上の「設定 → Messaging API」を開きます。

アカウントの「認証」は必要?

いいえ、今回の社内通知の用途では不要です(未認証アカウントのままでOK)。チーム外の人へも、QRコードやURLで友だち追加してもらえば配信できます。認証(緑バッジ)が必要になるのは、LINEアプリ内の検索に表示させたい・友だち追加広告を出したいといった、不特定多数へ広く公開する場合だけです。

ステップ2:合言葉(トークン)をコピーする

次に、メールと LINE をつなぐための“合言葉”を取得します。これは他人に見せない大事な鍵です。

LINE公式アカウントの「設定 → Messaging API」画面。ここの「Channel secret」は使いません。下部の「LINE Developersコンソール」リンクから、次の手順でトークンを発行します。

2. チャネルアクセストークン(長期)を発行する

コードで使う「合言葉」は、いまの画面(Channel ID・Channel secret が並ぶ Messaging API 画面)ではなく、LINE Developers Console 側で発行します。

取り扱い注意

このトークンはパスワードと同じです。SNS やチャットに貼り付けて共有しないでください。

LINE Developers Console「Messaging API設定」→「チャネルアクセストークン(長期)」の「発行(Issue)」を押します。

ステップ3:あなた専用のコードを作る

下のツールで「通知したいメールの条件」と「オプション」を選ぶだけ。あなたの設定が反映された“そのまま使えるコード”ができます。最後に「設定した専用コードをダウンロード」を押して受け取ってください(書き換えは後で1か所だけ)。

ステップ3-2:作ったコードを GAS に貼り付ける

3. GAS(自動実行の仕組み)に貼り付ける

Google の無料ツール「Google Apps Script(GAS)」を使います。

Google Apps Script のエディタ画面。中央の「コード.gs」の枠(最初は function myFunction(){} と表示)の文字を全部消し、ここにコードを貼り付けて保存します。

ステップ3-3:合言葉(トークン)を1か所だけ貼る

貼り付けたコードの上のほうに CHANNEL_ACCESS_TOKEN = 'ここに合言葉…を貼る' という行があります。その ' '(クォート)の中を、ステップ2でコピーしたチャネルアクセストークン(長期)に置き換えて、もう一度「保存」してください。検索条件はツールで作ったぶんがすでに入っているので、書き換えるのはこの1か所だけです。

ここまでの設定、難しく感じたら 設定の代行や、業務に合わせた自動化のご相談を無料で承っています。

ステップ4:自動で動くようにする

最後に「数分おきに自動でチェックして」という設定をします。これで、放っておいても勝手に通知が届くようになります。

4. タイマー(トリガー)をセットする

画面左の時計マークから設定します。

GASの「トリガーを追加」画面。実行する関数は「checkGmailAndNotifyLine」、イベントのソースは「時間主導型」。間隔は「5分おき」がおすすめです。

初回だけ出る「Googleはこのアプリを検証していません」画面。左下の「高度な(Advanced)」から進みます(自作プログラムなので安全です)。

ステップ5:通知を受け取る人が“友だち追加”する

ここが最後のひと手間です。通知を受け取りたい人が、作った公式アカウントを友だち追加するだけ。追加した人全員に、同じ通知が届くようになります。

5. 友だち追加する

通知を受け取りたい人それぞれのスマホで行います。

チームで使うなら

この QRコードを社内に共有して、メンバー全員に友だち追加してもらいましょう。追加した人みんなの LINE に通知が飛びます。

完成!動作チェック

設定した条件に合うメールを、自分宛に送ってみてください。数分以内に、LINE へ「📩 新着メール」と届けば成功です。

費用について

LINE公式アカウントの無料プランには、メッセージ送信の無料枠があります。社内通知などの使い方であれば、基本的に無料の範囲で運用できます。

「うちの業務にもAI・自動化を取り入れたい」という方へ 不動産AI総合研究所では、業務に合わせた自動化・AI実装の支援を行っています。まずは無料のAI成熟度診断から、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

藤田 遼(株式会社WIG 代表/宅地建物取引士)
不動産業界での実務経験をもとに、現場でそのまま使える生成AIの活用法を研究・発信。「今日からコピペで使える」を合言葉に、不動産特化のAIノウハウを届けています。